債務整理をすると財産を失ってしまうのでしょうか?

借金を片付けたいから整理することを考えてみたけれど、それって財産を失ってしまうんじゃないかと思っている方もいますよね。
自己破産も債務整理の一つとされており、自己破産することによりマイホームを手放したりブラックリストへ登録されてしまったりとマイナスイメージの方が大きいため、債務整理がすべてそのような感じなのではないかと考えてしまっている方が多いみたいです。
しかし、財産を失わずに借金を減らして完済を目指していく方法があるので、そちらについて調べてみるのはいかがでしょうか?


債務整理の中にある民事再生を狙う!

実は民事再生というものがあり、こちらを利用して借金を完済していくとマイホームなどの財産を手放すことなく済ますことが可能です。
借金額を大幅に減らすことが出来るのですが、原則3年間で完済をしなければなりませんのでその点だけ注意すると良いでしょう。
民事再生を利用するには資格があるわけではないのですが、借金額が5,000万円以下という決まりがありますから頭の片隅にでも。
債務整理の中でも民事再生と借金整理が比較的穏やかに完済を目指せるようになっているため、まずは弁護士に相談されてみては?


職業を確保したい方にも!

現在、生命保険会社などに勤めている方で借金を片付けられずにいる方が自己破産をしてしまうと、その職から離れなければならなくなりますので絶対に自己破産は避けるようにした方が良いです。
しかし、民事再生でしたら職を離れるようなことはないのでそのまま返済をしながら勤められるようになっています。
財産を手放したくない方や今の職を離れたくない方の場合は、民事再生を選択した方が良いかと思います。
その他にも債務整理は色々ありますから悩まず、専門家へ相談されることをおすすめします!

債務整理の分かれ目は返済の意思

返済の意思やキャッシングを再び利用したいかどうかで、債務整理をするべきかどうか判断する必要があります。
なぜなら、債務整理はキャッシング会社からすると損失なので、その手続きを行った利用者は借り入れをできなくなるからです。
一長一短の手続きなので、信用情報機関から情報が消えるまでのおよそ5~10年間を見据えて行わなければいけません。
どんな手段が考えられるでしょうか。


債務整理ではなくおまとめローンという選択

キャッシングをこれからも利用したい方は、債務整理ではなくおまとめローンを利用するという手段があります。
おまとめローンなら、返済中でも再びキャッシングを利用するのは不可能ではありません。
しかし、借り換えするための審査が難しいことや、下がるとはいえ金利がおよそ14%前後と依然として高い数値なのがネックです。
場合によっては、支払利息がとんでもない金額にまで積み重なることがあるので、返済シミュレーションはきちんとしなければいけません。


頼るのは弁護士でもキャッシング会社でもなく身内

弁護士にもキャッシング会社にも頼りたくないなら、家族や友人などの身内に頼るしかありません。
全体の手段としては確実ではありませんが、一部の方はできる方もいるでしょう。
そういった方法でお金を借りるときは、必ず借用書など書面に残るものを用意しましょう。
もし後にいざこざが起こってしまった場合、あなたやあなたの身の回りの人を守るのが、その書面になるからです。

こんな時は弁護士に債務整理の相談をしよう

弁護士への債務整理の相談は無料なので、どのタイミングで相談をしても大丈夫です。
しかし、それではぼんやりとしすぎて困ると思うので、相談するべきケースをいくつか挙げます。
ただこれは目安なので、生活に支障が出る前には法律事務所にご連絡することをおすすめします。
借金に借金を重ねる多重債務の状態に陥る前に、手を打ちましょう!


借り入れの金利が「きつい・おかしい」ときは債務整理

利用しているキャッシングの金利が「きつい」「おかしい」と感じたときが、一番早い債務整理のタイミングです。
この段階で任意整理などの手を打つことができれば、それが最も良いです。
なぜなら、弁護士とキャッシング会社との間の交渉だけで済むため報酬金も少なく済むからです。
「報酬金?」と思っている方もいるかもしれませんが、相談は無料でも手続きが成功すれば報酬金を支払う必要があります。
公益財団法人などを活用すれば、相談から手続きまですべて無料で行うことも出来ます。


借金を返し終わった後に気づいたら過払い金

完済してから「そういえばあの借金の金利おかしいところがあったような…」と気づいたら、過払い金請求の債務整理ができます。
完済してから時効になるまでの10年間が対象期間です。
最近CMなどでよく見かけるのでご存知の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、念のため過払い金について説明すると、払い過ぎた金利を払い戻すことができる債務整理です。
なんにせよ、金利について違和感を覚えたら債務整理について調べてみると良いです。

借金という沼にはまってしまった時の債務整理

借金に借金を重ねて返済が困難になってしまったときでも、債務整理で問題を解決することはできます。
ただし、任意整理のように弁護士とキャッシング会社の交渉だけにはとどまらず、裁判所からの認可をもらう必要がでてきます。
とはいえ、裁判になるわけではないので費用はそこまで掛からないのが良いところです。
では、どんな手続きをとるのでしょうか。


財産を残したいときの個人再生

住居などの財産を残したまま債務整理の手続きを行いたい場合は、個人再生(民事再生)をすることをおすすめします。
多少の借金返済は残りますが、返済についての計画書が裁判所で認可されれば手元に財産を残しておけるからです。
また、個人再生はその手続きを行うのに職業の制限などもないため、身内以外には誰にも知られることなく行うことが出来るのも良いです。
所帯をもっているなどで、住居や財産を手放したくない方には向いている債務整理と言えます。


債務整理の最後の手段は自己破産

自己破産は、20万円以上のすべての財産を差し押さえる代わりに、借金を取り消せる債務整理です。
「個人再生のような大幅な借金減額をしても、自分の力ではどうにもならない」という場合には、この手続きをとるしかありません。
返済義務の取り消しという大きなアドバンテージを手に入れる代わりに、財産を手放したり資格のある職業はやめなければいけなかったりする、諸刃の剣と言えます。
ただし、20万円以下のものであれば手元に置いておけるので、第二の人生を始めることはそう難しくはないでしょう。

どんなときに債務整理が必要か

債務整理をする必要があるのは、借金を自力で返しきれないことがわかったときです。
なぜなら、借金を借金で返すようになってからでは手続きも複雑になっていくからです。
債務整理は、大雑把に分けて3段階の法的手続きがあります。
手続きをするには弁護士と相談をして、あなたの借金状況に合った手続きをする必要があります。
それでは、どのような時にこれらが必要になるのでしょうか。


借金返済が厳しい状況になる前に債務整理

一番理想的なタイミングは出来るだけ早く、複数のキャッシング会社から借り入れをする前に弁護士に相談することです。
この段階で相談することができれば、一番お手軽な任意整理で問題解決できる可能性が高いからです。
キャッシングの怖いところは、借金に借金を重ねてしまうと返済の目処がつかなくなってしまうところです。
当初の返済計画を忘れてしまうと、そこからは沼にはまっていくように抜け出せなくなるので、そうなる前に手を打たなければいけません。


ただし債務整理にはデメリットもある

債務整理は、1度行うとその後およそ5年間はキャッシングを利用することができなくなります。
なぜなら、それを行う利用者はキャッシング会社にとっては損失だからです。
信用と同様に、法的手続きの情報も信用情報機関によって保管されています。
そのため、別のキャッシング会社に申し込みをしてもその情報はどの金融機関からでも閲覧することができるので、利用できないというわけです。